わたくしは小さいサボテンを手元で大きくするのが好きです。売られてる状態で直径が3センチ以上あるものは「もう少し小さけりゃいいんだが…」とまず思います。
昨年夏を過ぎてから、極小サボテンが4~6本寄せてある群生苗をいくつか買いました。ご丁寧に全部ばらして個別に植えております。一番小さいのはマミラリア属桜月の7ミリ。
根が動き始める前に寒くなってしまったので屋内で管理しておりますが、水やり加減が難しい…。
暗黒王は目覚めぬまま干物になった
昨年の8月に買うかどうか迷った挙句に固まる砂から救出したおそらく暗黒王がいました。
根がまったく動いてなくて干し大根みたいにしおしおしておりまして、なんとか目覚めてくれと日々祈りながら、たま~に水を与えつつ様子を見ておりました。
根が動いてないサボテンは、動きがなくてもサイズに変化がなければ時間がかかってもそのうち目を覚まします。
しかし、暗黒王さんは今年に入ってから急激に縮みまして、抜いてみたところ根元がコルク状に固くなってしまってました。こりゃあかん。
さんざん悩んでダメ元で胴切りを決行しましたが…やっぱりダメでした(涙)
わたくしは学習した。気になったら迷わず買っとけ。極小サボテンは迷ってるうちにどんどん弱る。
暖房は効いてるが窓辺は寒い
現在のところサボテンどもの大半を屋内に取り込んで窓辺にずらっと並べております。
屋内であっても窓の傍はけっこう寒いのでほぼ断水管理中なのですが、1.5号なんつー極小鉢はこのまま断水でいいのだろうかと非常に悩みます。
根が張ってる手ごたえのあるものは下手に水やると徒長してしまうので乾かしたままでいけるのですが、問題は屋内に取り込むまでにあまり根が動かなかった抜き苗さん達ですよ。
窓辺は寒いとは言え屋外ほどもは寒くない。一日暖房かけているので空気は乾燥気味で土が乾く。根が動いてない状態で水やると根が冷えて腐る可能性があるし、しかしこれ以上乾かして縮むと再起不能な予感もするし…。
ただ今奇想丸くんが瀬戸際っぽい雰囲気を漂わせておりまして、一度抜いて様子を見るかこのまま春まで放置するかで悩んでます。
育つヤツは育つし黙るヤツは黙るし
冬場ってのは基本ちびサボどもは育たないもんだと思って管理してるけど、根がしっかりしてる子は室内に入れると若干育つこともある。
チビの頃は丸くて小さいけどある程度の直径になると縦に伸び始める種類なんかは、冬の間の日照不足で徒長気味に成長させてしまうと横から見たときに段々がついてすっきりした見た目にならない。
なので、しんなりして傾いてくるまでは断水して管理してる。
逆に植え替えてから屋内に取り込むまでまったく動かなかった子は暖かい部屋に入れてもたいがい春まで微動だにしないか、ゆるやかに縮む。
マミラリア属とかギムノカリキウム属なんか、成長期を過ぎると自生地では土にもぐってしまったりおどろおどろしい色してぺったんこになったりするもんなのだから、原則放置で悩む必要はないのかも知れないんだけどね。
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