久しぶりにHCへサボテン巡礼をして新しい仲間を買ってきました。
毛柱サボテンの銀河楽です。美しい。身の丈6センチくらいかな、肌の色は明るく、今のところトゲに色もついてない。真っ白。柱サボテンは数持たない主義だけど、毛柱類だけは別よ。
ところが、このサボテンについていたタグには「銀翁錦」とあり、ついていた札が突っ込みどころ満載だったのであります。
銀翁錦か銀河楽か
HC598円超エリート
我が家にやってきたときはこんな顔をしていました。
最近HCの園芸コーナーは多肉に押されてサボテンの扱いがどんどん減ってて寂しい限りだったのですが、よくぞこういう子を入れてくれた。
さて、このサボテン、エリートさんなので学名つきの名札がついてました。
ここで違和感。毛柱類は肌がほとんど見えないのに錦?錦の価値ある?
銀翁とつくサボテンはネオポルテリア属の銀翁玉が有名なんだけど、これは柱サボテンとは似ても似つかぬ丸い子です。うちにも多分そうだろうというのがいますが、まあなかなか大きくならん。
サボテンの名前に「錦」の文字がつくものは錦繍玉とか他にもありますが、名前のお尻につくのは緋牡丹の錦とか兜丸の錦みたいに○○の斑入り錦タイプって意味が普通なので、和名をそんな紛らわしいことにするのは変だ。
名札を裏返してみると
Espostoa huanucensis。エストスポア属は毛柱類に多いから、学名は間違ってないっぽいです。
気になるのでEspostoa huanucensisを調べてみました。すると「銀河楽」と出てきた。
一体どこから「銀翁錦」が出てきた?
毛柱類はおじいちゃん
白くて長い毛をもしゃもしゃさせた毛柱類は英語圏では「Old Man Cactus(おじいちゃんサボテン)」と呼ばれます。
そのためか毛柱類の和名には「老楽」とか「翁丸」とか「白楽翁」なんていう老人をイメージさせる名前がついているものがいくつかあります。
私が買ってきた白い柱サボテンが銀河楽で間違いない!と断言はできませんが、スペルまで正しい学名が違ってるというのは考えにくいように思います。
試しに銀翁錦で検索すると、私のとこのと同じものと思しき白い柱サボテンがいくつか出てきますが、鉢まで同じなので同じところから出荷されたヤツっぽい。
なんで銀翁錦になっちゃったんだろう。
想像するに、名札作るときに和名が分らなくなって、確か銀がついてたよなー毛柱類だから翁っぽいよなー三文字だったのよねー的な流れ?
ま、とにかく私はこれを銀河楽として育てます。すでにいる老楽と同じような育て方でいいみたいなので、育ち始めたらぐんぐん伸びるんだろうな。
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