機嫌よく育っていたマグニフィカスがある日突然、ぱっくり割れました(涙)きゃー!ホラーよ!仔が出てきたのでもう少し大きくしてから外そうと思って水やってたらこのザマですよ。
サボテンは水をやりすぎると腐りますとどのサイト見ても本読んでも書いてあります。そう、それは正しい。
確かにサボテンは水やりが過ぎるとよく腐る。しかし100%腐るわけではなく、時にはこのように鮮やかに割れてみせるのであります。
反省しつつの実割れの原因と対処法についてです。
実割れはなぜ起きる?
根腐れが音もなく忍び寄る死の気配のように静かに進行するのに対して、実割れはホント突然ぱかっとやってきます。わたくし、サボテン育てて5年目になりますが実割れ初体験です。いやん優しくしてね。
このマグニフィカスの実割れに気がついたのは水やりした2日後でした。どんな風に割れるんだろ。一気にぱこっと割れるんだろか。それともじわじわ割れていくんだろか。
実割れの原因はただひとつ。水が多過ぎだったからです。
腐らずに割れちゃう理由は、根っこが元気だもんで水を吸いすぎてはじけたってことですね。雨降りの後で家庭菜園のトマトが割れるのと同じような理屈です。接木のサボテンも台木からの水分供給過剰で実割れすることもあるそうです。
水を吸い過ぎるほど元気じゃない子は根っこがふやけて腐るコースになるんだと思います。
飲み会で調子こいて飲みすぎた時にリバースするのが実割れで、気がついたら息してないのが根腐れだと思えばOK?
汚い例えだな
うちは鉢が乾きやすい環境ってこともありますが、下手に水を控えると干物になるような極小サボテンが多いものですから全体的に水やり頻度を高めで管理しています。
成長期にはぷりぷりのぱっつんぱっつんになっているちびサボもいるので、これはもう少し控えめにしても大丈夫だったんだなと少し反省。
このブカレンシス2号はたぶん水ぶくれ状態。
ただ、どうやら水やりをうんと控えていても実割れは起きるようです。喉が渇いたーと思ってるところに水を与えられて一気にごくごく飲んだらはじけましたパターン。夏場に断水管理していると秋になって水やり再開でぱかっといくこともあるみたいです。
実割れしやすい種類ってある?
実割れは稜が少ない、または稜が浅いタイプのサボテンで起きやすいようです。マグニフィカスを割るまでは実割れってのは水やり大好き大豪丸とか気難しくて素人にはお勧めできない(だから私は持ってない)兜さんご一家とか食べるな危険!のロフォフォラ属あたりで心配すればいいものだと思っておりました。
ただ、通販サイトを見てましたら実割れの痕がくっきりのマグニフィカスがありましたので、これも割れるときには割れる種類みたいです。(もっともマグニフィカスは割れるより腐るほうが多いらしい)
実割れの対処法
実割れしてしまったらまず第一は水を控えることです。私みたいな夏場の水やりが好きな人間にとってはなかなかの苦行です。
しばらく水を切って傷口がだいぶ乾いて閉じてきたので水やりしてみたところ
…また傷口が開いてしまった(涙)はい ぱっくりはん。
まあ 根っこが元気なゆえに割れちゃってるわけだから、いつもより水を控えたってへっちゃらなわけで。
丁寧な人は傷口に殺菌剤のベンレートなんかを塗り塗りされてます。
割れてしまったところは残念ながら薬を使ったところで完全に元通りにはなりません。いずれ傷口はふさがりますが痕が残ります。
ベンレート買ってない私は雨に当てないように水を控えつつ気をつけるのみでーす。
子どもの手術痕は成長とともに大きくなりますが、ちびサボの実割れ痕はどうなんでしょうかね。割れてしまってから休眠しちゃった風のマグニフィカスですが、ゆるゆると様子を見ることにします。いやーいろいろ勉強になったわ。
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