主に我が家の白サボテンずです。名前はほぼ確定しているものと多分そうじゃないかなーなものが混ざってます。
ミニサボテンはその丸っこい姿に魅せられて植物を育てたことがない人ですら思わずレジに連れて行ってしまう魔力があります。
特に白いサボテンは女性人気が高いです。そう、女性は丸っこくて可愛いものが好きなのであります。集め出すとキリがないと分っていながらどんどん種類が増えてしまう白サボ、恐るべし。
白い柱サボテン
白い柱サボテンは高山性のサボテンが多いので、日照強めで乾燥気味に育てます。
老楽
Espostoa lanata 南部エクアドル、ペルー北部のアンデスの西斜面に自生
HCの500円まともな土と鉢に植えられた我が家的エリート
白い柱サボテンの代表みたいなメジャーな種類です。ふわふわした白い毛の下に短いトゲを持つので、ぎゅっと握ると痛いです。握ってみる人はいないと思いますが。
直射日光にがんがん当てても大丈夫で少々のことでは腐ったりしませんが、雨に当てると毛が寝てしまってふわふわに戻らなくなります。
水はけのいい土を使えばけっこう良く育ちます。ただ、地上部に比べて根の張り方が弱いらしく、いつまでもぐらぐらしてる感じがあります。
本来の老楽は白~薄いクリーム色の毛と白いトゲを持っていますが、最近流通しているものは何かとのハイブリッドになっているらしく、古いトゲがだんだん赤くなって薄汚れた色味になってしまうのが残念。
白閃
Cleistocactus strausii ボリビア~アルゼンチンの高地に自生
ダイソー出身
白閃の名に恥じない真っ白なトゲの柱サボテンです。自生地では3メートルくらいに育った巨大なヤツが林立していてなかなか壮観です。
私の手元のサボテンは白閃と確定したものではありませんが、海外サイトなどを数多く見て回っておそらく白閃だろうということにしました。
買ってきた時徒長しかけていたところを見ると、かなり日照を必要とするようです。ただ、日光は好きだけど高温多湿を好まないので(高山性サボテンのわがまま)、有機分の含まれない水はけのいい土に植えて夏場は特に風通しよく育てる必要がありそうです。
自生地のものはもっとみっちり短いトゲが生えていて肌が見えません。
銀河楽
Espostoa huanucoensis ペルーの標高1800~2000メートルくらいの高地に自生
HC500円超エリート
老楽とともに毛柱類の代表種です。小さいうちは老楽とまるっきり見分けがつきません。というか、海外のサボテンサイトによると老楽の変種ということのようです。原産では最大7メートルくらいになるそうです。
有機分を含まない水はけのいい土を好みます。しっかり日に当てたほうが白い毛が密になってきれいです。水やりは鉢の底まで乾いてから。
白い毛の下に細いトゲをたくさん隠し持っています。ここらへんも老楽そっくりですが、銀河楽のほうがトゲが細くて繊細な感じがします。
白くてふわふわ系サボテン
成長しても丸いままの姿をしています。徒長すると白い毛が少なくなって肌が見えるようになり、そのうちてっぺんがにょーんと伸びてきます。室内でキレイに育てるのは難しいでしょう。
白星
Mammillaria plumosa 北東メキシコに自生
鳥の羽のような「刺さらないトゲ」が特徴のふわふわサボテン。うさぎのほっぺの名前で売られてたりします。
こぶサボテンのマミラリア属ですが、その中でも特にこぶが柔らかいためよく傷がつきます。
白サボらしく日照強めで育てます。日照不足になると自慢のふわトゲがすかすかしてきて肌がみえるようになります。ある程度まで大きくなると(実生から5~6年くらいかな)仔を吹いて群生します。
どうやら根があまり丈夫ではないようなので頻繁な植え替えは禁物です。柔らかマミラリアはおしなべて腐りやすいのですが、白星は格別よー腐る気がします。群生するとなおさらです。水はけの良さと風通しが必須です。
高砂
Mammillaria bocasana 中央メキシコ北部の高地に自生
HC500円 我が家的エリート
かぎトゲふわ系マミラリアです。どうやら有機質の多い用土が嫌いらしく、軽石と赤玉メインの水はけのいい土に植えたほうが機嫌がいいです。
直射日光をがんがん当てて育てたほうが白ふわ感が増します。かぎトゲ種にしては根が丈夫。真夏の炎天下であれば毎日水やりしても大丈夫ですが、水ぶくれしやすいようです。
しっかり日光に当てておけば小さいうちからよく花をつけます。ピンク花や見たことないけど黄色花もあるようです。
ネットショップ200円抜き苗出身
柔らかマミラリアなので風通しが悪いと蒸れて腐りやすくなります。水切れにかなり強いので「枯れるかも…」の心配はあまりしなくていいでしょう。
植えつけてからなかなか育たなくても諦めないで下さい。このピンク花高砂は2センチくらいの抜き苗で買いましたが、育ち始めるまでに1年かかりました。
月晃殿
Krainzia guelzowiana メキシコ西部~北部に自生
HC500円エリート
月晃殿は赤いかぎトゲの麗光殿のトゲなし変種です。ガラスのような繊細なかぎトゲを持つタイプを月宮殿、黄色いかぎトゲタイプを薫光殿といいます。
…が、我が家の月晃殿は先祖がえりをしたのか2本ほど薄い黄色のかぎトゲがあります(苦笑)
他のふわ系白サボと同様にしっかり日に当てて水はけよく育てます。うまいこと育てばそのうち群生するんだと思いますが、最初のうちは横向きにぺちゃっと育つようです。
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